石井啓一メールマガジン Vol.6

 ◇ 政府と与党は別?                         (12.7.27)
                            
 こんにちは、石井です。
 
連日、猛暑が続いていますが如何お過ごしでしょうか。くれぐれも体調管理には、お気を付け下さい。
 さて、社会保障と税の一体改革について、参議院の特別委員会で、採決の要件とされている中央公聴会の日程が、8月6日、7日で固まりました。審議時間も8月上旬には90時間近くになり、衆議院(129時間)の審議時間の7割という参議院の審議時間の目安に達します。従って、お盆前に採決できる状況になってきました。
 野田総理は審議が進めば採決を先送りすることはないと表明しています。しかし、民主党の輿石幹事長は、「少数政党にも配慮して十分な審議時間を」と主張し、採決の先送りを示唆しています。さらに、一体改革法案の採決前に、与野党が対決している特例公債法案(赤字国債の発行を可能とする法案)や選挙制度改革法案の衆議院通過を主張し、一体改革法案の採決を邪魔するかのような発言を繰り返しています。輿石幹事長は、一体改革法案の採決で、参院民主党の欠席・反対が多数に上るのを懸念しているとの解説があります。
 総理と、総理を支えるはずの与党の幹事長との思惑の違いに唖然とします。従来、政府と与党とは一体と見なされてきましたが、民主党政権では政府と与党とは別ものと認識した方がよさそうです。